RX-5000II&RX-5500Rバラシ対決 ~ RX-5000II&RX-5500Rをバラして比較!

東京・秋葉原の「アキバガレージ」


【RX-5000II&RX-5500Rバラシ対決】

更新:2007/ 8/31

相変わらずの大人気の画像安定装置「RX-5500R」ですが、突如としてなんと「RX-5000II」の発売が開始されました。ここへ来て、なぜ「RX-5000」の型番が復活したのか……?(-_-)
というわけで、ここではその「RX-5500R」と、新商品の「RX-5000II」をバラして比較してみることにしました。同シリーズに関してはもはやおなじみで、相変わらずとにかく外見がまったく同じでそうとう紛らわしいのですが、今回もなかなか興味深いレポートになりましたのでどうかご覧ください。

!! 警 告

  1. この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は当店並びに製造メーカーもいっさい関知いたしません。
  2. もし分解/改造を行なった場合、当店ならびにメーカーが設定している製品保証は受けられなくなります。
  3. 内部構造などに関する記述は記事の執筆時のものであり、将来的に変更される可能性が充分にあります。
  4. 当店では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにはお答えしません。
  5. 記事中の写真や文章の無断引用はお断わりします
★ ★ ★
さて、まずはパッケージを並べてみましたが、この時点で早くも紛らわしいですね。とにかく筐体の金型がほぼまったく一緒なせいもあってか、天板のロゴがなければどっちが「RX-5500R」でどっちが「RX-5000II」なのやらさっぱりわかりません(^^; この文章さえ以前のコンテンツからのコピペと紛らわしくなってきてしまう始末です(^^;; (※画像はすべてクリックすると拡大します


消費電力が若干(80mA→150mA(最大))上がってますが……、、

ACアダプタはどちらも全く同じです。確か右が「RX-5500R」のものだったと思いますが(汗

パッケージの裏面を見ると、「RX-5000II」は消費電力が「150mA(最大)」と書かれていまして、「RX-5500R」の80mAよりも若干上がっています。この消費電力の値は、実は以前の「RX-5000」の公称値とまったく同じです。ACアダプターも全く同じですし、さてこれは、内部的にはどう違うんでしょうね、、、、


並べて撮影……

重ねて撮影……、、

試しに両方を重ねたり並べたりしてみましたが、天板のロゴ以外はものの見事にまったく同じで見分けが付きません。それでもよくみるとRX-5500Rの方は前面の真ん中にリモコンの受光部があるのですが、従来のデザインを生かしてあるため、こうして並べてもそれとはまったくわかりません。外見はまったく同じと言っても差し支えなさそうです。ちなみにこの文章はコピペではありません(汗


さて両方をバラします。

中の基盤を並べてみました。

早速、両方をバラしてみました。すでにこのシリーズは何回もバラしていますので、おなじみの光景なのですが、今回はさらに「どっかで見た光景」度が強かったですね。なんせ「RX-5000II」の内部構造なんて、まんま以前の「RX-5000」と同じなんですから。あんまりにも気になったので「RX-5500R」との比較はそっちのけで、以前の「RX-5000」のコンテンツの写真と「RX-5000II」の基盤を比較してみることにしました。


こちらは「RX-5000」の基盤の表側です。わかりやすいように画像を180°回転しています。

そしてこちらが「RX-5000II」の基盤の表側です。

左の「RX-5000」の基盤と「RX-5000II」の基盤を比べると、使われている部品から配置からまるっきり同じなことがわかります。裏面を返してみても、基盤のパターンまでもが全く同じで、メインで使われいてるPICも「RX-5000」と同じ「PIC16F84」が使われています。そして入出力のオンオフに採用されていた小型リレー(映像端子の近くにある小さくて四角い箱)までもが同じです。これは事実上、「RX-5000」と「RX-5000II」は、全く同じものと考えて良いでしょう。


今になってこうしたモデルをメーカーが発売してきた理由は、正直言ってよくわかりません。特にどこかが改良されているわけでもありませんし、画質が「RX-5500R」と比べて図抜けてよくなっているわけでもないです。PICの内部のファームウェアが若干替わっている可能性はありますが、その差は微々たるものではないかと思われます。というわけで、「RX-5000II」の実体は「RX-5000の復刻版」と呼ぶのが正解かと思われます。メーカーはどこかに「RX-5000」用に仕入れた部品の大量在庫でも発見してしまって、それをさばく目的で急遽こうした製品を作ったのでしょうか?謎は深まるばかりです。
というわけで、現状ではやはり「RX-5500R」をおすすめした方が良いという判断になってしまうのですが、肝心の「RX-5500R」が製造終了で流通在庫を残すのみとなっては当店としましても、次へのつなぎとしてこの商品をおすすめせざるをえない状態です。唯一のメリットはコマンド不要で使えてしまう点と、リモコンがありませんので紛失する心配が無くなったことです。本当にスペシャル機能にしか興味がない人には、むしろこの方が良いかもしれません。値段も「RX-5500R」よりは安いですし、なんと言っても歴史と実績のあるシリーズですから、現時点ではやはり「買い」ですね。「RX-5500R」の正当な後継機種が出るまでのつなぎとして、当店も期待する次第です。
おなじみ最後にお断わりですが、この記事を読んでパーツ数が少ないからと言って、完全自作に手を出したりと言ったことはおやめ下さい(そもそもPICはプログラムを転送しないと使えませんので、回路だけコピーしても使い物にならないはずです)。またそういった相談には当店ではいっさい応じられませんのでヨロシクお願いします。m(_ _)m そして冒頭にも触れましたが、手許の「RX-5000II」や「RX-5500R」の蓋を開けると保証が切れますし、故障の原因になりかねませんから絶対におやめ下さい。ヨロシクお願いします。


(文責:アキバガレージ検証室)


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