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小型カメラ類似品「ガチ対決」

アキバカム「ABC-DQ3 スペシャルエディション」 VS スパイダーズX「M-942B」

小型カメラ類似品対決として、現存するカメラシリーズの匠ブランドやスパイダーズX、 アキバカムらの製品比較をしてきた我々アキバガレージ。
今回は2017年9月に発売となった両機種を徹底的に使い倒し、検証を行った。

商品ページの広告や仕様スペックを見ても違いがよく分からない、見た目が全く一緒の両者。
「これとあれ、何が違うの?」のお問い合わせに、この「ガチ対決」が答えになればいいと思う。

それでは早速、始めよう。

スパイダーズX「M-942B」とアキバカム「ABC-DQ3 スペシャルエディション」を徹底比較!

まずは、最も気になる価格はというと、ともに13,800円。

スパイダーズXシリーズの小型カメラは、かつては軒並み15,000円以上であり、 他メーカーにはない型の製品について言えば20,000円を遥かに超える商品も多くあったのだが、 最近の傾向としては低価格帯のものが増えつつある。

一方アキバカムシリーズは安くても高品質をテーマに、近年力をつけてきている。

低価格化を推し進めるスパイダーズXと、アキバカム。
USBケーブル型カメラの最新機種である両者、価格では引き分けである。

ちなみに、今回比較するUSBケーブル型カメラについては、ABC-DQ3が若干早く発売されており、 シリーズ中、アイフォン対応のライトニングケーブル型の機種(ABC-FF13)は去る8月に発売済だ。

スパイダーズXは、同時にカラーバリエーション:ホワイトの機種(M-942W)を発売している。

では次にこれらの小型カメラの、外観やパッケージを比較していこう。

ABC-DQ3は、丸っこい簡素な黒ケースに、ロゴの入ったシールが貼ってるのみで、 いかにも安く仕上げた印象。

一方、M-942Bは、お馴染みのオリジナルデザインのしっかりした化粧箱に、 ホログラム入りの「正規品」シールと、商品名の入ったシールが貼ってある。
どんな店舗に置いてあっても様になるパッケージである。
早速、中を開けてみよう。

!!?

M-942Bの白い化粧箱の中から出てきたのは、いかにも安く仕上げたそっちの簡素な黒ケースと同じものだった。
アップにして比較してみよう。

全く同じものだ。

一周り大きな箱に入れるだけで随分と印象が変わるが、両者が同じ黒ケースを別々に手配することもないだろうから、 これが恐らく元の状態なのであろう。

そして、肝心のカメラ本体を見比べると、

類似どころではない、どちらも100%斉しい。
うっかりしていると、どっちがどっちだか分からなくなるので、付箋を貼っておくことにする。

これまでのところ、両者の違いはパッケージのみ。

さらに比較を進めていく。取扱説明書を見ながら、実際に使用してみた。

操作ボタンなどがなく、USBに挿せば自動的に録画が開始され、それを抜けば勝手に停止するのだから難しいことはない。
どちらも説明書通りステータスランプの反応があり、録画した映像ファイルも作成された。

商品ページ上のスペックは、表記の仕方に若干の差異はあるものの、 小型カメラのページ表記などは「環境により異なります」と一言付け加えればなんとでも 言えるので、あまりアテにしないようにしている。

ということで、実際にM-942BとABC-DQ3スペシャルエディションで録画した映像を比較してみよう。

ここでも差はなかった。

類似品ガチ対決と銘打っておいて、ここまでのところ、パッケージが一つ多いという違いしかないのでは、 読者並びに関係各位が満足しない。

そしたら始めよう。
我々アキバガレージがかつて、ある映像機器業界を震撼させ、敗北者を倒産の危機に追いやったとかそうでないとか 噂された「あの」方法で、両者を徹底比較!

ここからが、ガチのガチたる小型カメラ類似品ガチ対決である!

「上っ面だけで良いとか、悪いとか、言いたくなんかない…。

本当に良いものを、本当に良いからって理由で、売りたいのです…。」

分解をします。

これらの類似品たちは、一体何が違うのか?
本体の見た目もスペックも一緒ならば、中身を見てみるしかないではないか。
ということで、一見ネジも何も見当たらない本体をどうにかして分解してみることにした。

我々は、自前の工具を事務所に常備しているという、 眠たそうな目をしたとなりのオジサンを訪ね、分解を依頼した。
だいそれた装備である。

オジサンはその中からおもむろにクリップ一つを取り出し、

ちまちまと分解作業を始め、1分後にそれらを見せてくれた。

オジサンは一言、

「どっちがどっちだか分かんなくなっちゃうから、付箋、はっといてくれて良かったよ。  でも、開けたら分かるよ。」

と笑って、隣に戻って行った。
ただ、あまりに早く分解が終わってしまい作業工程がよく見えなかったので、 元に戻すときはまた呼ぼう。

話をガチ対決に戻し、分解されたそれらを見ると、基盤やそこに記入されている数字、 ハンダの位置、その他のパーツは全て同じだった。
一小売店である我々には推測しかできないが、これらの基盤やパーツの組立に関しては、 恐らく同じ工場で生産されたのではないだろうか。

と、思っていた。

しかし、一点、致命的な差があった。
基盤を裏返すと、どちらも32GBのSDカードが挿入されていたのだが…、

ホログラムの「正規品」シールを貼るスパイダーX M-942Bに挿入されていたSDカードは、ノンブランドのバルク品。
アキバカムABC-DQ3のほうには、サンディスクのSDカードが挿入されていた。

スパイダーズXの取扱説明書には、パソコンとの接続時に認識が不安定な場合はリセット処理をする。
もしくはドライバーの不具合で認識をしない場合は、他のUSBポートに接続するよう記載されている。

これは明らかにバルクのSDカードが原因で起こる不具合なんじゃないかという仮説を立てた我々は、 実際にSDカードの違いでどのような比較ができるかは分からないけれども、続けてPCとの認識テストを行ってみた。

一台のPCで、同じUSBポートに各々100回ずつ抜き差しをして、認識テストを行った。

そして、USBを差した時にうまく認識しなかった回数は、

M-942B … 1/100回
ABC-DQ3 … 0/100回

であった。

どちらの小型カメラメーカーも接続が不安な場合はあると説明しているが、個体差はあるもののUSB機器を扱えば多少の不安定さはつきものである。
今回テストした2つの個体では、ほとんど上手く認識をした。

我々の見解では、今回のテスト結果は誤差の範囲内とし、これについてSDカードによる勝敗はつけられないと判断。
しかし、PCに認識するまでの時間は約1秒、サンディスクのSDを使用していたABC-DQ3が早かった。

また、数百の個体でテストを行うと想定した場合、より安定性が高いのはどちらだろうか。という判断は読者に委ねることにしよう。

ともに保証期間が1ヶ月間ではあるが、より長く一つの製品を使いたいと思えば、バルク品よりメーカー製の SDカードを使用しているアキバカムのほうが安心感があるのではないだろうか。

小型カメラ類似品を徹底比較「ガチ対決」として、スパイダーズX「M-942B」とアキバカム「ABC-DQ3 スペシャルエディション」 の2機種を実際に使用し、分解してその中身を比較した。そして、唯一大きな違いだったSDカードの認識テストを徹底的に行った。

別のSDカードが挿入されていることは当初想像していなかったが、 今回の比較では価格、製品スペック、使用感、いずれをとっても差異がなかったため、両者引き分けとする。

何度も録画しPCとの接続を繰り返して、少し温かくなった2機種を となりの目がトロトロのオジサンのところへ持っていくと、30秒で元通りにしてくれた。

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