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・HDMI入力レコーダーとは?
・アキバコ4X-2ができること
・アキバコ4X-2 Q&A
・まとめ

HDMI入力レコーダーとは?

まずはアキバコンピューター4X-2(アキバコ4X-2)が属しているHDMI入力レコーダーという商品ジャンルについて説明します。
HDMI入力レコーダーとは、ざっくり言うと、「ほぼどんな映像でもダビングができる機械」です。さらに細かく説明すると、HDMIの出力端子が搭載されている機器(ブルーレイ/DVDレコーダー、ゲーム機、パソコンなど)で再生できる映像を、コピーガードやダビングの回数制限に関わらずダビングできる機械です。(プレイ中のゲーム画面もダビングできます!)
ホームビデオなどの個人的な映像でない限り、あらゆる映像にはコピーガードという暗号でできたガードがかかっています。そのコピーガードがあると、映像をダビング、複製することができなかったり、ダビング可能な回数制限が決まっていたりします。
しかしHDMI入力レコーダーを使ってダビングすると、なんと制限なしでダビングができて、ついでに副次的にコピーガードが取れちゃっている、という、なんだか不思議で便利なことが起きるのです。
このようなことがパソコンなしでもできるため、HDMI入力レコーダーは長年映像マニアから愛されています。

より詳しい解説は下記の「画像安定装置まとめ」をご覧ください。

アキバコ4X-2ができること

そんなHDMI入力レコーダーのなかでもアキバコ4X-2が特化してできることを3つ紹介します。

ほとんど劣化のないダビング

HDMI入力レコーダーはダビングの仕組み上、まったく同じ映像を100%同じに複製するというわけではなく、機種によって少なからずの映像の劣化が発生します。
日常的な例で言うと、プリンターでコピーしたものをさらにコピーするとどんどん印字が薄くなってしまうようなことに似ています。
HDMI入力レコーダーは例のような大きな劣化はしませんが、機種によって大小に違いはあれど劣化するのは事実です。現状これはHDMI入力レコーダーである以上、避けられないものです。

ですが、この劣化は映像を保存する拡張子(MP4、TSなどのこと)によって、度合いが変わってきます。
そこでアキバコ4X-2が採用しているのが、TS形式での映像の保存です。
TS形式は良く知られているMP4形式よりも圧縮が少ないため、映像の劣化も極力抑えられるようになっています。
実際にアキバコ4X-2でダビングした映像は、パソコンで詳しく解析を行えば多少の劣化が見られますが、肉眼では分からないレベルに抑えられているため、映像の劣化を気にせずダビングした映像を楽しむことができます。

分割のない保存

HDMI入力レコーダーにとってもうひとつ問題になるのが映像の分割です。
多くのHDMI入力レコーダーでは映像の保存にあたってFAT32というファイルシステムを採用していますが、 このFAT32で保存を行うとファイルが4GBなどに強制的に分割されてしまいます。そのため、長時間の映像をダビングしようとすると小間切れになってしまい、映像を楽しむ弊害になってしまいます。

しかしアキバコ4X-2はNTFSというファイルシステムでの保存に対応しているため、上記でも触れたTS形式で映像を保存すれば、 映像が4GB以上になっても分割することがないようになっています。

HDMI4CH切替

アキバコ4X-2を使うと地味に嬉しい機能がHDMIの4CH切替です。
HDMI入力レコーダーと言うからには必ずあるHDMI入力端子、通常の機種は1口搭載されていますが、アキバコ4X-2は4口も搭載されています。
これがなかなか便利なのです。
例えばブルーレイレコーダー、ゲーム機、パソコンなどの再生機器を複数台持っていると、いちいち使うときだけテレビに繋ぎ直したり、 繋ぎ替えたり、またはダビングするときにも同じような繋ぎ替え作業をしなければいけません。
この手間が面倒くさく、何より繋ぎ替えはHDMIケーブルと端子の劣化に繋がりますので、できれば極力避けたいものです。
アキバコ4X-2であれば、繋ぎ替えをせずに4台まで再生機器を繋いでおけるため、ボタン操作だけで簡単に切り替えができるようになっています。
もちろん1台だけ繋ぐ、もしくは2、3台まで繋いでおくこともできますので、あればあるだけ困りません。

アキバコ4X-2 Q&A
Q.具体的にどんな映像がダビングできる?

HDMI出力機器で再生できる映像なら、動画、DVD、ブルーレイ、テレビ番組など、種類を問わずダビングができます。ただし、アキバコ4X-2に限らずHDMI入力レコーダーには各機器との相性が存在します。相性が合わない機器と接続した場合はダビングできないことも稀にあります。

Q.ブルーレイやDVDディスクに焼ける?

アキバコ4X-2は映像のダビングはできますが、ディスクに焼く機能はありません。ディスク化には必ずパソコンが必要になります。アキバコ4X-2でダビングした映像自体はライティングソフトやオーサリングソフトを使えばディスクにすることは可能ですが、具体的な方法に関してはアキバコ4X-2のサポート外になりますので、お客様ご自身でお調べいただいております。

Q.ダビングした映像はアキバコ4X-2以外の機器で再生できる?

ダビングした映像は一般的なTS形式(設定によってはMP4形式も可)の動画になりますので、それぞれの形式の再生に対応したパソコンやメディアプレイヤーでの再生が可能です。 ただし、外付けHDDはシステムの関係上、家庭用レコーダーに繋げると初期化されてしまうため、再生できません。

Q.アキバコ4X-2のほかに必要なものはある?

下記をご用意いただく必要があります。
・HDMI再生機器&ダビングしたい映像
・HDMIケーブル 1本
・外付けHDD

外付けハードディスクは相性保証済みのセット販売も行っています。

まとめ

HDMI入力レコーダーという商品の性能を一気に加速させた初代アキバコ(ABC-o33)が発売してから5年以上が経ちました。ABC-o33はHDMI入力レコーダーとしてはかなり革命的で、当時数十万円する業務用録画機と並ぶ長時間連続録画が可能という商品でしたが、それでも値段は約6万円・・・今よりもずっと高かったのです。その代わりにダビング以外の機能も多く搭載されていたため、それが良いと言ってくださった方もいらっしゃいました。しかし一方では「もっとシンプルに、アナログ画像安定装置のように安くならないか」こういった要望も沢山いただきました。 そうして改良を重ね、アキバコに欠かせない長時間録画、ダビング、再生という必要な機能だけを残し、安くシンプルなHDMI入力レコーダーの完成形として生まれたのがアキバコンピューター4X-2です。自分達で言っちゃあなんですが、シンプルかつ洗練された完成品だと自負しています。

2020年代の昨今、パソコンとスマートフォン、デジタル世代の台頭により画像安定装置というジャンル自体の需要が減り、その立場が年々危ぶまれつつあります。それでもアキバコ4X-2はまだまだ求められ続けている商品です。パソコンを使わなくてもダビングができる、ダビングを楽しみたいすべての人を時代から置いてけぼりにしない熱意の商品がアキバコ4X-2なのです。

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