小型カメラQ&A 第3回 高画質のメリットデメリット | 小型カメラ、防犯グッズ、画像安定装置なら【アキバガレージ】

 

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高画質な小型カメラとは?
高画質小型カメラのメリット
高画質小型カメラのデメリット
高画質のその上を行く機種、「国産高品質」

小型カメラには「高画質」と呼ばれる分類の機種が存在します。

お客様のなかには「とりあえず高画質なカメラが欲しい!」とご希望される方もいらっしゃいます。
確かに・・・小型カメラで撮った映像が綺麗ならそれに越したことはありませんが、
それに越したことがないなら、別に分類しなくても全部高画質なものだけを売ればいいですよね?
高画質と特別に分類される以上、選ばれる良さもあれば、そうでない部分もあります。

今回は、高画質小型カメラについてプロが熱く語ります。

高画質小型カメラとは?

小型カメラの標準画質はフルハイビジョン(1920×1080px)です。
したがって、当店ではフルハイビジョンよりも高い画質である小型カメラを高画質と定義しています。

具体的に言えば、2.3K(2304×1296px)、3.2K(3200×1800px)、4K(3840×2160px)など、小型カメラというジャンルを除いても一般的に高画質だと言われやすい解像度です。

5年前の小型カメラ界隈はフルハイビジョンが普通、むしろそれよりも良い画質はないのが当たり前でしたが、小型カメラの技術において特に進歩したのが画質の部分です。この5年で高画質機種が徐々に増え始め、現在となっては高画質という条件で小型カメラを分類し、選べるほどになっています。

高画質小型カメラのメリット

高画質機種は小型カメラのなかでもハイグレードな位置づけです。
マニアな方も好む高画質小型カメラ、選ぶにふさわしい良さをご紹介します。

映像が鮮明

高画質の小型カメラの意義にして最大のメリットは、もちろん映像がより鮮明に映ることです。

個人的な所感も含みますが、高画質の小型カメラの映像はフルハイビジョンの機種よりも輪郭、線が綺麗になります。輪郭が綺麗に鮮明になれば被写体の特定がフルハイビジョンよりも容易になるため、証拠撮影に使う場合は、高画質機種を使えばより相手を特定しやすくなりますし、電車模型の上に乗せてジオラマを撮る場合は、より鮮明に美しい映像を収めることができます。

スマホのカメラも一眼レフも、高画質であることに越したことはないと思いますが、それは小型カメラも同じです。

薄暗い場所の撮影に対応

高画質機種は比較的薄暗い場所での撮影にも対応することができます。

カメラは光の吸収によって映像を投影します。つまり、光が吸収できなければ映像を映すことができません。また、レンズが大きい方が光を吸収しやすく、小さければ吸収しにくくなるため、レンズが光が吸収できるようより明るい場所で撮影しなければいけません。

そのため、デジカメや一眼レフなどよりも明らかにレンズが小さい小型カメラは、薄暗い場所、夜間の撮影は赤外線や暗視補正機能の補助がなければ撮影することができませんが、高画質機種はより鮮明な映像を投影することである程度その弱点をカバーすることができます。

使う人によって最適な機種がまったく異なる小型カメラでは、高性能かどうかを判断する要素は非常に限られていますが、高画質機種はそれだけで他の小型カメラよりも高い性能を誇るため、ある種高性能とも言えます。場合にもよりますが、高画質機種は「高性能な小型カメラ」と位置づけられることが多いため、マニアにも好まれます。

高画質小型カメラのデメリット

高画質機種は映像が綺麗に撮れるだけで他の小型カメラよりも大きなアドバンテージですが、とりあえず迷ったら高画質でいい・・・というわけではありません。もちろんメリットの裏にはデメリットもあります。

レンズが大きめ

画質が良い分より高いレンズ性能が必要なため、フルハイビジョンの小型カメラよりもレンズが大きく目立ちやすくなっています。通常のレンズサイズより一回り、二回り程度はサイズアップしますので、秘匿性が高いカメラをお求めの場合はレンズの大きさが気になるという方もいらっしゃいます。もし基板ユニットカメラであれば自分の工夫次第では気づかれにくくできるかも?しれません。

動画容量

解像度が高い映像はそれだけ描画が細かく、動画容量が重たくなります。小型カメラはそれぞれmicroSDカードの対応容量がありますが、現状は最大でも256GBまで。撮影できる時間は環境や機種によって異なるため、具体的に何時間とは言えませんが、良い画質ほどフルハイビジョンよりも圧倒的に撮りだめしにくく、長時間の撮影、撮りだめには向いていません。

排熱

小型カメラに限らず、電化製品は性能が良いほどハイパワーで稼働するため、熱を持ちやすくなります。熱をそのまま放置すると電化製品は故障してしまう危険が高まるため、換気口、クーラー、ファンなどで逐次排熱します。しかしサイズが小さいあまりに、そうした機構を搭載することができないため、高画質の小型カメラは非常に熱がこもりやすく故障の原因になりやすく、暑い環境や長時間の使用はあまり得意ではありません。

このように高画質機種は性能を良くしただけのリスクは少なからずあるため、とりあえず高画質だから選ぶのではなく他の機能・性能や使用する状況を踏まえて、自分に合った画質の機種を選ぶ必要があります。

また、上記のデメリットが目立ちやすいのは4K機種です。2.3K、3.2Kでは気づかないほど大きな問題ではないことがほとんどですので、画質は良いものが良いけどデメリットが気になる・・・そんな方は2.3K、3.2K画質の機種がおすすめです。

しかし、4Kともなれば映像は非常に綺麗なのは確かです。デメリットを踏まえても4Kでこだわりたい!という方は妥協せず4K機種を選びましょう。

腕時計型カメラ W-707 スパイダーズX(2.3K)
モバイルバッテリーカメラ パワーバンクサンダー 匠ブランド(3.2K)
キーレス型カメラ ABC-BUTA3 アキバカム(4K〜画質選択可能)
高画質のその上を行く機種、「国産高品質」
デジタル置時計型ビデオカメラ HS-400FHD
WiFi機能搭載リモコンキー型デジタルビデオカメラ PC-300W

高画質小型カメラは特別な分類ですが、そのさらに上を行く「サンメカトロニクス」というブランドの小型カメラがあります。

サンメカトロニクス製は、小型カメラのなかでは非常に貴重な国産製品。国産のレンズを使用しているため、解像度こそフルハイビジョンですが非常に鮮明に撮影できます。
いわば高性能と高品質を掛け合わせた最上の小型カメラです。

お値段こそ上がりますが、特にレンズの秘匿性は感心するほどの精巧さです。小型カメラにおいて「高品質」と言えるものはサンメカトロニクス以外にはないと言っても過言ではありません。
綺麗に映像を撮りたくても上記のようなデメリットがどうしても気になってしまう場合、そんなデメリットを打ち消せるサンメカトロニクスの小型カメラがおすすめです。

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