「護身用の警棒が気になるけど、どれを選べばいいか分からない…」
──そんなときに特に気になるのが、「一番威力がある警棒ってどれ?」という疑問です。確かに見た目が厳ついものや長いものほど強そうに感じますが、実は警棒の威力は「使う人」に大きく左右されるということをご存じでしょうか。
今回は、警棒の威力をテーマに、威力の決め手になる要素や選ぶべき警棒を詳しく解説していきます。
警棒の威力は本当に腕力と使いやすさで決まる?
警棒は重いほど威力があるの?
素材によって警棒の威力は変わるの?
初心者にはどんな警棒が合っている?
結局、一番威力のある警棒ってどれなの?
警棒は「ただ振るだけで効果が発揮できる護身用品」と思われがちですが、
実際には「どの警棒を」「どう振るか」で威力が大きく変わります。
極端に言えば同じ警棒でも、振る人の力加減や構え方などによって全く異なる性能を発揮するのです。
重要なのが、腕力と使いやすさのバランスです。警棒はざっくりと言ってしまえば【シンプルで頑丈な金属の棒】なので、振って相手に打撃を与える事と攻撃を防御する事以外の使い方は基本的にありません。だからこそ「振る力」=「使用者の腕力」が威力の決め手になります。
また、腕力だけでなく、警戒中に疲れてしまったり、手首や腕に負担がかかりすぎない「使いやすさ」も警棒で最大限の威力を発揮するために重要です。警棒の威力は、警棒だけではなく使い手と警棒の相性が決め手になります。
警棒の威力に最も関係ありそうな要素として、警棒の「重さ」が思い浮かぶ人は多いでしょう。確かに、警棒自体が重ければ、その分だけ振り下ろしたときの衝撃が強くなりやすいというのは事実です。
しかし、それだけではありません。
重い警棒ほどしっかり振り抜いた時の威力は確かに絶大ですが、軽めの警棒であってもスピードを活かして振り切ることができれば、威力は十分に発揮されます。
つまり、しっかりと振り抜ける「自分に合った重さ」も威力に大きく影響します。
自分の腕力に合わない重い警棒を選んでしまうと、思うように振れなかったり、数回の使用で疲れてしまったりして、むしろ威力が落ちるケースも多いのです。
警棒の素材にはいくつか種類がありますが、代表的なのはスチール素材とアルミ素材です。
スチール製は最も重量感があり、攻撃時の威力を出しやすいですが、その分持ち疲れやすく、振り続けるには腕力が必要です。アルミ製は軽量で力に自信がなくても振りやすく、その代わりに重さによる衝撃の強さはスチールに比べて控えめです。また、スチールとアルミを組み合わせた警棒もあり、重さはスチールとアルミのちょうど中間にあたります。素材の違いは重さに直結するため、威力にも関係します。
したがって、威力を重視するのであれば「どの素材が強そうか」ではなく、「自分に合っている重さの警棒」を選ぶことが重要です。
結論から言ってしまうと、
初心者の方が警棒選びで最も大切にして欲しい事は「自分にとってしっくりくる一本を見つけること」です。
まずは上にも挙げた通り、自分の腕力や体格に合った重さを選ぶことが大切です。何度も振ることを考慮して、感覚的には「ちょっと軽めかな」と感じるくらいのものがおすすめです。
重さの他には長さも重要です。威力には直接関係はしませんが、例えば、長さがありすぎるとただ持っているだけでは相手に先端を掴まれるリスクがあり、短すぎるときちんと正確に振れないと威嚇効果が弱まります。長いにせよ、短いにせよ、最後は「ちゃんと振れるかどうか」で変わってきます。ちなみに、成人男性には21インチ(約53cm)程度が一般的に扱いやすいとされています。
素材や形状も重要ですが、重さ・長さがもっとも警棒の威力に関係しやすいため、まずは重さと長さを十分に検討し、そのあとに形状や素材といった要素を検討しましょう。見た目で選びがちですが、全く自分に合わず失敗する可能性があります。
警棒の威力についての疑問は、商品の種類だけで「どれが強い?」という単純な比較では語れません。重さ、素材、長さといったスペックはもちろん、そこに使用者の腕力・使いやすさが噛みあって初めて本当の威力が発揮されます。
だからこそ、「なんとなく強そう」「高いから威力が強いだろう」で選ぶのではなく、自分が使いやすいと感じる一本を見つけることが重要です。
本記事が、あなたの警棒選びのヒントになれば幸いです。
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