小型カメラをご検討されている方の中には、できるだけ小型カメラで長い時間撮影したい！という方が大変多くいらっしゃいます。でも実際、「どのくらい撮れたら“長時間”って言えるの？]「そもそも、小さなカメラでそんなに長く撮影できるの？」と疑問に思うことも多いはず。

今回はそんな疑問に答えるべく、小型カメラの撮影時間の目安から、長時間撮影ができるおすすめモデル、さらにもっと長く撮るための方法まで、わかりやすく紹介していきます。用途によっては小型カメラじゃなくてもいいケースもあるので、そのあたりも含めて解説していきます！

小型カメラにおける「長時間」ってどれくらい？
長時間撮影ができる小型カメラの目安って？
長期間の撮影なら他の選択肢もアリ？
長時間の小型カメラを選ぶコツ

まず、小型カメラの「長時間」って何時間から？という話ですが、小型カメラの多くは基本的に大体1～3時間くらいしか撮れません。ですので、少なくとも3時間以上、通常は7時間以上撮れるものは「長時間撮影ができるカメラ」と言われることが多いです。

ちなみに、今売られている小型カメラで一番長く撮れるのはだいたい20時間くらい。これがおおむねの限界です。意外に長いと感じましたか？短いと感じましたか？もしかしたら「長時間」を求める方の中には短いなぁ・・・と感じるかもしれません。
ですが、小型カメラにもバッテリー容量に限界があるので、長時間撮影するのは思ったよりハードル高いんです。それを踏まえた上で、具体的な撮影時間を見ていきましょう。

「長く撮りたい！」というニーズに応えてくれるのが、バッテリー容量が大きいタイプや外部電源に対応してる小型カメラ。特にバッテリーが大きく、長時間撮影ができるタイプとしては、次のようなものがあります。

・ABC-2:1：約20時間
・ABC-4:1：約13時間
長時間といえばモバイルバッテリー型カメラの十八番です。小型カメラにおいてはモバイルバッテリー型以上に長時間撮影ができる小型カメラはほとんどありませんので、とにかく小型カメラのバッテリーのみで長時間撮影をしたいならおすすめです。

・ABC-108nvl：約9時間
工作系やDIYでよく使われるタイプ。自在な設置が可能で、工夫次第であらゆる状況に対応できます。長時間撮影できるタイプでは珍しくサイズもコンパクトですが、他の小型カメラに比べて壊れやすいデメリットもあるので、メリットとデメリットを比較しながら選びましょう。基板ユニット型カメラはリピート率が高く、壊れないように使いこなすことができれば最強の小型カメラです。

クリップ型カメラ

・ABC-OWL1：約8時間
クリップで洋服やカバンに取り付けて使ったり、平置き、縦置きもできる汎用性が高い小型カメラです。手動でレンズの角度を変えることができたり、使い方も簡単なものが多く、小型カメラ初心者、機械操作が苦手な方でも扱いやすくなっています。

上記の形以外にも長時間撮影ができる小型カメラはありますが、共通して言えるのは、バッテリーが長持ちする＝本体のサイズも大きくなりやすいです。そのため、なんとなく長時間で撮影したい！と思って小型カメラを選んでしまうと、サイズ面が希望に合わなくなってしまう可能性も。ですので、ぜひ「何時間撮りたいか？」をあらかじめ考えてから商品を選んでください。
もし大きさが気になる場合はバッテリーに頼らずコンセントから電源を取れる「外部電源対応」のモデルを検討するのもおすすめです。

「数時間単位ではなく、何日も録画したい！」となると、小型カメラよりも向いているカメラがあります。下記のようなカメラが長期間の撮影に向いています。

・ トレイルカメラ
・防犯カメラ(屋外)
・見守りカメラ(屋内)

こうした製品は元々長期間の使用を想定しているため、小型カメラよりも長時間・長期間にも難なく対応することができます。小型カメラはこっそりと録画ができるので、証拠撮影には最適ではあるのですが、小型カメラはこのようなカメラ程ほど長期間の撮影には適していないため、小型カメラにこだわりすぎてしまうと思うように動画が撮れない・・・ということになりがちです。

「防犯カメラだと目立ちすぎて壊されたり盗まれそう」と心配であれば、クラウド保存対応のカメラもおすすめです。設置が自由にできてクラウド録画も使える環境なら、防犯カメラや見守りカメラのほうが安定感があるかもしれません。目的や状況に応じて最適なカメラを考えてみてください。

小型カメラで長時間撮影したい！と思った時、まずは「どれくらい長時間撮影する必要がある？」かをきちんと考えてみてください。状況によっては「長く撮れるけど大きくて目立つ」カメラより、「短めだけど小さくて設置しやすい」カメラの方が使いやすいこともあります。
「超小型で長時間の小型カメラ」は残念ながら現状存在しませんので、なんとなく長時間の方がいいよなぁ・・・と考えていると思っていたより大きい小型カメラだった！となってしまうかもしれません。ですので、まずは当記事を参考にししていただきながら、小型カメラにおける「長時間」とあなたが思う「長時間」を照らし合わせてみてから小型カメラを見てみると、よりご希望の小型カメラを探しやすくなりますよ！

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