小型カメラあるあるを言いたい

小型カメラは誰がどう見ても一般的ではないちょっとマニアックでありニッチな商品です。そんな小型カメラを長年取り扱っているので、こだわりもあればオタクっぽいところさえあります。そして時々ふと思うのです。
「小型カメラあるあるを、言いたいッ・・・！！！」
「この知識を・・・語り尽くしたいッ！！」

今回はアキバガレージスタッフがそんな欲望のままに小型カメラあるあるを語り尽くします。

あるある① 焦ると上手く操作できない
あるある② それぞれにメリットもデメリットもある
あるある③ 半年使えたらラッキー、1年使えたら超ラッキー
あるある④ 力を入れるとボタンが壊れる
あるある⑤突然完売になりがち

小型カメラの超絶あるある！小型カメラは基本液晶なし・文字なし・音なしのトリプルコンボ(あるとバレちゃうから)！頼りになるのは2ミリ程度の動作LEDランプのみ・・・文字にすると出来ちゃいそうに見えるかもしれませんが、時間がないときに操作すると、ま～驚くほど不思議なくらいに上手くいかない！小型カメラの操作に慣れているスタッフでもお持ち込みの動作チェックのときは「早く確認しなければ！」という逸る気持ちがアダになり、なんだか上手く確認できない・・・！！
ちなみに落ち着いてゆっくり操作するとだいたい上手くいくのがこのあるあるのセット。小型カメラの神様は焦ってやっても良いことはないと教えてくれているのかもしれません。
小型カメラは事前に操作を確認し、時間があるときに落ち着いて操作しましょう。持ち込みで小型カメラの動作チェックを希望の方はできるだけ時間に余裕があるときに、温かい目で見守ってください・・・。

▼タッチ式は操作難易度高。でも見た目はバツグン！

ABC-TATU6

▼スライドスイッチは焦ってても比較的操作しやすい！

GX-119

▼Wi-Fi機能は便利！でも焦ってるとき上手くいかない操作No1

アイルーターホライゾン

なぜか小型カメラは万能なひみつ道具だと思われがちですが、小型カメラはそれぞれに個性があり、良いところも悪いところもあります。だからこそ、たくさんの種類があります！
世界中の人にいつでもどこでも愛される完璧なスマホは存在しません。安いけどそれなりの性能しかないものや、簡単に使えるけど機能は少ないもの、カメラ性能が高いけど値段も高いものなど様々で、その良い部分だけを網羅できるものはありません。だからこそメーカーがあり、たくさんの機種があります。スマホは機能が多すぎるからガラケーがいい人だっていますよね。
小型カメラも同じ。それぞれに特徴があり、使う場面や状況によって合う合わないがあります。
とはいっても種類が多すぎて分からん！な方はぜひ我々スタッフに聞いてください！語りたくて仕方ないスタッフがアナタを首を長くして待ってます。

▼スマホ「型」のカメラ。スマホ並に高いけど性能はピカイチ。

SPX-1000W

▼上のカメラの10分の1の値段で買える！でもカメラっぽすぎるかも？

ガルボ

小型カメラは通常商品保証期間が1～3カ月、国産商品は6カ月です。エッ、小型カメラの保証期間、短すぎ・・・！？と言われることもありますが、小型カメラは精密機械という繊細な機械です。そんな繊細な機械を大手メーカーの家電と同じように長期間の使用を想定して作ってしまうと・・・・・・目玉が飛び出るくらいの超高級品になってしまいます。
そこで小型カメラは証拠撮影という用途のために短期間の使用を想定することでコストを押さえて安く売れるように作られています。ですので保証は基本1～3カ月、半年使えたら中吉、1年使えたら大吉です。国産商品は品質が良いため、6カ月と長期の使用を見込むことができますが、その代わりコストを押さえてないので値段は高めになっています。

それでもせっかく買ったんだから長く使いたいですよね？
そんな方へ向けた小型カメラをできるだけ長く使うためのコツは・・・丁寧に扱う、充電しすぎない、充電を空っぽにしない、極端に寒いor暑い場所に置かないこと！
これらを意識しても壊れるときは壊れますが、たまに数年使っちゃう超絶大吉な方もいます。

▼2万円以下で買えるスマートウォッチ型。ただし保証は1カ月。

W-711

▼保証6カ月の高品質国産品。値段は5万超。

PW-350

先ほど言ったように小型カメラは精密機械！ボタンも繊細なので、力いっぱい押したり引っ張ったり動かすと・・・ボタンがつぶれたり折れて使えなくなっちゃうかも？私もチェックのときに何度ボタンをつぶし、折ったことか・・・(しみじみ)
でも、そっと扱えば大丈夫！！ちゃんと反応しているのか分かりにくいのでついぎゅーっとボタンを押したり動かしたくなってしまいますが、それがかえって故障の原因に！ボタンを強く押したり引っ張らなくても小型カメラはちゃんと反応しますので安心してやさ～しくそっと触ってあげてください。
ちなみに一度ボタンが壊れると修理できないこともあるのでくれぐれもご注意を！。

▼ペン型はボタン強く押しちゃいがち。カチッと押せば大丈夫です。

ABC-DLT9

▼細いスライドスイッチも優しく！でないとパキッと折れます(経験者)

ABC-108nct

小型カメラはほとんどの商品が某C国の工場で生産されていますが、C国は日本とは若干(？)お国柄が違うため、年に数回の頻度で謎の力が働き、突然工場が停止することがあります。その影響で突然小型カメラの入荷ができなくなることがあり、最悪工場が再開できないときはそのまま廃盤になることも・・・。
人気だった商品が前触れもなく突然姿を消したり、ずっとリピートしていた商品が買えなくなったり・・・ということが割と起きがちなのは小型カメラあるあるです。正直売る側としても突然工場がなくなると困るのですが、あちらさんの国の事情なのでこればっかりはどうにもできません。

いつまでもあると思うな親と小型カメラ。必要だと思ったカメラは在庫があるうちに買っておくのがベターです。

▼5年ほど前に販売してから比較的ずっと供給が安定しているカメラ。

ABC-BUTA3

▼メガネ型は形的に目を付けられやすい傾向アリ？

サムライ

今回は小型カメラならではのあるあるを厳選して5つご紹介しました！良いことばっかり言っても仕方がないので正直にあるあるを語り尽くしましたが、要は「焦って雑に扱うと、なんだか上手くいかない」「落ちついて丁寧に扱えば、不思議と上手くいく」のが小型カメラです。蝶よ花よと可愛がれば小型カメラもなんとなく応えてくれる気がする・・・そんな不思議な機械です。
あるあると語り尽くしたことですし、また小型カメラあるあるを集めるべく、次なる小型カメラを触ってきたいと思います。小型カメラマニアの道は、果てしない。