4130鋼と7075-T6アルミ合金使用21インチバトンALS-21
タイプ
- 7075アルミと4130鋼を使い、軽量ながら打撃力があります
- 調節可能なストラップ付き
- ナイロンのキーリング付きホルスター(ケース)付属
- 取り回ししやすくリーチもある21インチタイプ
ALS-21は軽さと破壊力を併せ持った理想的な特殊警棒です。素材には超々ジュラルミンと呼ばれる7075アルミ合金に熱処理を施した金属と、先端のみクロムモリブデン鋼のSAEグレード4130という金属を使用しています。
7075アルミ合金は軽さと硬さが特徴の金属で航空機にも使われています。この7075だけを使用した特殊警棒もありますが(ALAシリーズ)、超軽量で扱いやすい反面、破壊力に乏しいのが弱点です。そこで特殊警棒では先端のみ重さのある鉄を使用し、打撃力を増すという手法がよく使われており、米国で人気No.1のASP社の特殊警棒にもそういった製品が存在します。これにより鉄だけを使用した特殊警棒より遥かに軽く、なおかつインパクトも併せ持った特殊警棒ができあがります。
ALS-21で使用されている4130鋼という金属は非常に大きい比強度を持つことで知られている素材で、ブロックを力いっぱい叩くと破壊してしまうほどの強度があります。7075だけで作られたALAシリーズではこうはいかず、何度叩いてもブロックを破壊できません。もちろん軽量な警棒でも金属ですから薄手の服の上から叩かれれば痛いのですが、骨を折ってしまう破壊力はありません。それと比べてALS-21が大変な攻撃力を有していることがわかります。
グリップは素手のときに握り込みやすいソフトグリップと、手袋をしているときに滑りにくく掴みやすいラバーグリップとがありますのでお好みでお選び下さい。ALS-21は伸ばした状態だと全長が53.5cmありますが、このあたりが誰にでも扱いやすい長さの上限かも知れません。身長170cmのスタッフが持ってちょうど良く感じますが、これは個人差もありますのでよくご検討下さい。しかしALS-21はリーチも十分にあり取り回しもしやすくオススメです。
特殊警棒を選ぶ際に大事な要素のひとつに伸ばしたときのグラつきがないかどうか、という点があります。構造によってはブランド品でも多少グラついてしまうものがありますが、これはテーパーの角度の付け方と工場の技術力によっても変わってきます。粗悪な製品だときちんと伸ばした状態でもグラついてしまい、振っている間に戻ってしまうということが起こり得ます。その点このALSシリーズはグラつきがまったくなく、非常に完成度が高いことがわかります。こういった点でもALS-21はノンブランドとはいえ安心してオススメできる特殊警棒なのです。
商品名 | 7075+4130 バトン |
型番 | ALS-21 |
長さ | 最長53.5cm 最短21.5cm |
重量(ソフトグリップ) | 250g |
重量(ラバーグリップ) | 270g |
Anti-bend test(曲げ加重テスト) | 1111kg |
キャリングケース付き |