各モデルの機能一覧
- アキバコンピューター
・シークレット機能
・HDMIレコーダー機能
・NTFSフォーマットに対応
・マルチメディアプレーヤー機能
・HDD4TBまで対応
・HDD2台接続可能(最大8TB)
・HDD間のデータコピーが可能
・インターネットブラウジング
・テレビでYoutube等の動画視聴可能
・天気
・ゲーム
・Wi-Fi(無線LAN)機能
・各種設定機能
- CAT PRO HD3
・シークレット機能
・HDMIレコーダー機能
・スケジュール録画機能
・データ再生機能
・アップスキャン、ダウンスキャン機能
・各種設定機能
- DVE795
・シークレット機能
・デジタルTBC機能
・アップスキャンコンバーター機能
・画質補正機能
まとめ
DVE795
アナログ画像安定装置で現在フラグシップモデルとして君臨しているDVE795。VHSからDVDやHDDへダビングするときに嬉しいデジタルTBC機能や、自分好みの映像に調整できる画質補正機能はプロスペックならでは。
CAT PRO HD3
2位のCAT PRO HD3はフルハイビジョンで録画が出来るHDMIレコーダー。OSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を持ち、接続した外付けハードディスク内のデータをテレビで再生することができますので、パソコンいらず。簡易的ではありますが、時刻設定さえしておけば録画の予約をすることも可能です。
豊富な入出力端子も魅力で、HDMIだけでなく、コンポジット端子(ピン端子、RCA端子)、コンポーネント端子にも対応。アナログ機器の映像も録画できるので、昔撮り溜めた映像のバックアップに持って来いです。
アキバコンピューター
そして機能の豊富さ勝負は、他を圧倒してアキバコンピューターが1位に輝きました!それもそのはず、他の画像安定装置と違い、アキバコンピューターにはそれ以外にも様々な機能が詰め込まれているのです。例えば、多様なファイルを再生することができるマルチメディアプレーヤー機能、それからインターネットやYoutube、ニコニコ動画などの動画を視聴しダウンロードできる機能、他にも様々な機能が搭載されている上、今後も新しい機能が追加されていく可能性すらあります。
HDMIレコーダーの機能だけを見てもその性能の高さはもはやこれまでの画像安定装置とは比較にならないほどのポテンシャルがあります。フルハイビジョンで録画できるのはもちろんのこと、これまでのHDMIレコーダーでネックだったファイルの分割問題を史上初めて解消。何時間続けて録画しようとひとつのファイルに録画ができるため、あとからパソコンで動画編集ソフトを使って分割されてしまったファイルをくっつける作業が要りません。従来のHDMIレコーダーのように30分や40分でファイルが分割されてしまうと、厳密にはそれは完璧なファイルではなくなってしまいますので、アキバコンピューターで初めて、永久保存版のデータを録画できるようになったのです。
これだけでもアキバコンピューターの優位性は確固たるものですが、アキバコンピューターがおもしろいのは、ユーザーが好きなようにアプリケーションをインストールして、自分だけの画像安定装置を作り上げることができるということ。パソコンの代わりに調べものをしたり、テレビで高画質な動画を視聴したり、ゲームで遊んだり……もはや画像安定装置の枠に収まりきらないエンターテインメントマシンなのです。
やはりシンプルなタイプと言えばアナログタイプに軍配が上がるか、1位、2位はどちらもアナログの入出力端子を備えた機種。IT-400DXは入出力端子が1系統しかなく、コピーガードを除去する以外の機能は何もないことが幸いして1位にランクイン。DVE793は画質調整の機能があることからシンプルさ勝負では惜しくも2位に。デジタルタイプからはCAT PRO HD1000が健闘し見事3位にランクインしています。
背面(入出力端子)
- IT-400DX
- DVE793
- CAT PRO HD1000
IT-400DXとDVE793はコンポジット端子(RCA端子またはピン端子)とS端子の入出力があります。どちらも再生する機械(DVDプレーヤーなど)と録画する機械(ハードディスクレコーダーなど)の間に接続して電源を入れるだけという簡単さ。CAT PRO HD1000の場合は本体にUSBの外付けハードディスクを接続して、その中に録画していくタイプです。デジタルタイプの中ではシンプルさが際立っており、こちらも接続したらあとは本体の録画ボタンを押すだけという簡単さ。
まとめ
今回のランキングでは機能が特にシンプルなタイプがランクインを果たしましたが、接続方法や使い方に関しては他の機種でも変わりませんので、むずかしくはありません。基本的な接続方法さえ知っておけばどの機種でもお使いいただけるはずです。ちなみにIT-400DXとDVE793は似たもの同士ですが、一番の違いは対応しているワイド信号の種類です。
ワイド信号と言うのは現在一般的な16:9の横長の映像に含まれている信号のこと。ワイド信号に対応していない画像安定装置で横長の映像を録画しようとすると映像のアスペクト比(縦横比)が崩れてしまいます。昔のVHSだけバックアップできればOK、ということでなければ、画像安定装置はワイド信号対応のものを選びましょう。
このワイド信号にはID-1、S1、S2と3つの種類があるのですが、IT-400DXはそのうちのID-1のみ、DVE793は3種すべてに対応していますので、万全を期すならDVE793がオススメ。
アキバコンピューター(ABC-o33)
コストパフォーマンスの観点から見ると、アキバコンピューターは破格と言ってもいいかも知れません。録画容量制限なしに長時間録画ができるHDMIレコーダーの機能、21種類ものファイルに対応したメディアプレーヤーの機能、インターネットブラウジングや動画視聴、ダウンロードなどのパソコンの機能(もしかするとまだ増える可能性がありますが)、それらすべてがひとつのマシンに搭載されているのです。HDMIレコーダーの機能だけ見ても、同じように容量制限なく録画できる製品となるとウン十万(60万円ぐらい)しますので、それを考えただけでもアキバコンピューターってちょっと安くないっ!?
SKY-CXHDMIU6
2位のSKY-CXHDMIU6は直接パソコンに録画するタイプのキャプチャーユニットとソフトがセットになったパッケージですが、HDMIキャプチャーユニットとしてはこれ以上ないほどの性能を持っています。もちろんフルHD対応でTS抜きも可能なのですが、他にもMP4やAVIを選択することもできます。60fpsの映像にも対応できるというのも特徴。ダメ押しと言わんばかりに先日大幅な値下げがありましたので、これはもう買いでしょう。ただし、先述の通りこちらはパソコンに直接“キャプチャー”する画像安定装置ですので、アキバコンピューターなどのデジタル画像安定装置やその他アナログ画像安定装置とも使用方法が違いますのでご注意下さい。
CAT PRO HD1000
ハイビジョン画質で録画できる画像安定装置で以前、AKB-HDMI264という機種がありましたが、CAT PRO HD1000はそれとほぼ同じ価格でフルハイビジョンにまで対応しています。さらに、AKB-HDMI264はSDカードタイプでしたので32GBまでしか対応していませんでしたが、CAT PRO HD1000は外付けハードディスクに録画するタイプで、最大2TBのものまで対応できます。ハイビジョン対応画像安定装置の中でももっとも安価で、アナログ画像安定装置を抑えてランクイン。
まとめ
単純に価格の安さだけで見ればアナログ画像安定装置がランクインするところでしたが、コストパフォーマンスの観点から見ると、機能の豊富さという点で特に際立っているアキバコンピューターとSKY-CXHDMIU6が非常に優秀。
アキバコンピューターのところでも書いた通り、この商品にとってはHDMIレコーダーの機能すら、搭載している機能の中の一部に過ぎません。もちろん、画像安定装置としてHDMIレコーダーの機能に特にこだわって設計していますが、おそらく人によってはHDMIレコーダーとしてよりも、パソコンの代替機としてお使いになられるというケースもあるでしょう。当店でも検証のためにいろいろいじっていますが、ついつい長々と遊んでしまうほど。筆者などは個人的にYoutubeのヘビーユーザーなので、Youtubeの動画を一発でダウンロードできる機能は非常に魅力的に見えます。しかも、パソコンのディスプレイで動画を見るよりテレビで見た方が断然綺麗!見慣れた動画もテレビで見直してみると面白いものです。
まとめ
パソコンに直接キャプチャーしたい!という場合、チューナーやレコーダーなどの映像ソース側にHDMI出力があればこれらのキャプチャーユニットを使うことで簡単に、パソコンのハードディスクに映像を録画することが出来ます。ベスト3形式ですが現在のところキャプチャータイプの画像安定装置はこの2機種だけなので、3位は該当なし。
1位のSKY-CXHDMIU6フルハイビジョンの映像に対応しているだけでなく、60fpsの映像にも対応しています。60fpsの映像なんてまだそんなに多くはありませんが、一部のBD作品やゲームでは60fpsで出力されているものもあります。特に格闘ゲームやFPS、シューティングゲーム等フレーム数が重要と思われる作品であればなるべくそのままのフレーム数で録りたいですよね。
ゲーム機に使う場合はゲーム機からSKY-CXHDMIU6にHDMIケーブルで接続し、SKY-CXHDMIU6をパソコンのUSB端子へ接続します。いずれの商品も専用ソフトを使ってキャプチャーを録るのですが、このソフトも設定項目は数々ありますが、録画の操作はとてもシンプルでどなたにも簡単にお使いいただけると思います。
2位のSKY-CXHDMIP-60Fはパソコンに直接組み込むキャプチャーボードタイプで、SKY-CXHDMIU6と同様60fpsに対応しています。
デュプリケーターは英語で書くとduplicater、複製するの意です。その名の通り、デュプリケーターはDVDやBDをまるっと複製(コピー)するマシンで、錬金術の様に(と言うと語弊がありますが)オリジナルのディスクと同じディスクを産み出すのです。
一般的にデュプリケーターというと、コピーガードのかかっていないディスクのコピーに使う業務用マシンであり、教育用のDVDや医療用DVDなどの大量複製に使われたりしていますが、当店で扱っているデュプリケーターは普通のデュプリケーターとはちょっと違います。
ユーザーがお持ちの録画機で作ったディスクやパソコンで作ったディスクには使えません。その代わり、市販されているDVDやBlu-rayやDVD作品、それからレンタルショップにおいてある作品をまるっとコピーできます。
画像安定装置でそれらの作品を録画しようと思うと、メニューやキャプチャーは無くなってしまいます。しかしデュプリケーターでコピーすれば、オリジナルと同じディスクが出来上がりますので、当然メニューやキャプチャーもそのままコピーすることができます。
BLADE-BD
今のところ世界でも唯一、DVDだけじゃなくBlu-rayもコピーできるデュプリケーター。容量1TBのハードディスクを積んでいて、BDで40枚〜45枚分のデータを本体に録り溜めておくことが出来、好きな作品を、好きなときに、好きなだけ!ディスクにコピーすることができます。
バージョンアップによって新しいBDのコピーガードにも対応していますが、実はDVDについても従来の製品より多くの作品に対応できるようになっています。BDデュプリケーターとしては唯一商品であり、DVDデュプリケーターとしても最高の機種と言うことになります。
操作もめちゃめちゃ簡単。電源ボタンの他に4つのボタンだけですべての操作が可能。コピーするだけなら2つのボタンで操作できます。ウルトラ楽です。
DCM-3DX2
こちらはDVDのみ対応しているデュプリケーターですが、とても軽量でコンパクト。手軽さで言えばこれまであったデュプリケーターの中でも最高の機種です。ハードディスクを搭載していないのでBLADE-BDのように本体に録り溜めておくことはできませんが、本体に一時メモリが搭載されていますので、同じ作品であれば読み込みをすっ飛ばして連続してコピーすることができます。BLADE-BD以上にボタンが少なくて操作がとてもシンプル。
まとめ
現在ではシークレット機能の付いたデュプリケーターはこの2機種だけになってしまいましたが、DVDにもBDにも使える史上最高のデュプリケーターと、余計な機能とパーツを極力削ぎ落して最高にスマートになったデュプリケーターが並んでいる状況はなかなか面白いものです。
言ってしまえば、DVDやBDのコピーはパソコンでも可能です。筆者もやってみたことがあります。でもはっきり言ってかなり面倒です。ソフトの使い方を一から覚えるのはとても、心と骨が折れます。ましてや、操作も簡単でしかも短時間でできるデュプリケーターを一度使ってしまうと、もはやパソコンでコピーしようとは思えなくなります。
ブルーレイをコピーできるのは今のところBLADE-BDだけですが、とりあえず、昔のDVDだけコピーできればOK、ということであればDCM-3DX2が手頃でオススメ。でも最新のDVDもコピーしたいというときはより多くの作品に対応できるBLADE-BDがオススメです。