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無差別犯罪から身を守る方法

無差別犯罪から身を守る方法

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1.防刃
2.護身商品
3.そのほかの護身方法
4.まとめ

昨今、電車に乗っていたら、道を歩いていたら、近くの人が急にナイフを振り回し始めたり、暴れ始めたなどといった無差別犯罪が多発しています。 面識のない不特定多数の人間を狙う犯罪は2021年に急激に増え始め、いつどこで誰が巻き込まれてもおかしくない状況になっています。

今回は、過去に大きな無差別事件が起きた秋葉原で護身商品の専門店として20年余り営業している視点から、 突然襲ってくる無差別な危険から身を守るための術をご紹介します。

1.防刃

防刃(ぼうじん)とは読んで字のごとく、刃物を防ぐこと。防刃を目的とする商品を防刃商品といいます。防刃商品は刃物から身を守るための代表格で、身にまとったり、身に着けられる衣類や小物です。種類はベスト、Tシャツ、ズボン、手袋、パーカーなど多岐にわたります。

刃物に強い耐性のある素材のケブラーやスペクトラ、防刃パネルで作られており、一般の衣類や素材では簡単に切れてしまうものを、切れにくくなるようにしています。

種類や商品にもよりますが、ほとんどが通常の衣類と変わりない着用感で身に着けることができるため、今自分が身に着けているものの代わりに着用すれば格段に安全になります。

防刃には大きく分けて切りつけ防止と突き刺し防止があり、当店取り扱いの防刃商品はすべて切りつけに対応しています。突き刺しは種類によって対応できる範囲が異なりますので、自分のご希望の合った防刃商品を探しましょう。

防刃ベスト

服の上からベストを着るタイプで、防刃商品のなかでももっとも防刃性能が高い種類です。

防刃プレートが入っているものが多く、刃物からの切りつけはもちろん突き刺し防止にも対応しており、タクシー運転や警備業などのサービス業に従事している方にも人気です。

防刃手袋

刃物を握っても手が切れない手袋です。突き刺しに対応しているタイプと対応していないタイプに分かれます。 バイクグローブのように分厚いものから、手が動かしやすいように手のひらだけが防刃素材でできたものなど多数の種類があり、 商品によって操作性や重さなどの使用感が変わります。

防刃シャツ

TシャツやロングTシャツの防刃商品です。防刃ベストと比較して生地が薄手になっているため、普段着とほとんど変わりなく着たり、重ね着も可能です。目立たずに防刃商品を身に着けたい方におすすめです。

防刃ジャケット

防刃シャツの上着版です。ジャケットというだけあって、防刃シャツよりも厚めに作られています。防刃シャツと合わせるとより効果に期待できるため防刃シャツだけでは心配という方のほか、着脱しやすいものをご希望の方にもおすすめです。

2.護身商品

無差別犯罪の対策には護身商品の使用も有効です。防刃商品は刃物で切りつけられてしまったときに身を守るものですが、護身商品は刃物で切りつけられる前、凶行に及ばれる前に自分が逃げるための牽制手段です。

まずは護身商品で牽制してそれでも襲い掛かってきたら防刃商品で防ぐなど二重で対策ができますので、防刃商品と一緒に携帯しておくとおすすめです。また、火器や薬品など、刃物以外の凶器を持った犯人に出くわした際の牽制手段になります。

催涙スプレー

主にトウガラシの成分を含有したスプレーです。目に入ると強い刺激、痛みをともない、しばらくは目を開けていられなくなるため、犯人から逃げるために十分な時間をかせぐことができます。鼻や口から少しでも吸引しても咳が止まらなくなるほど強力な効果がありますが、時間経過によって完全に回復するため後遺症はありません。

特殊警棒

平時はコンパクトに収縮し、いざというときに伸ばして使う警棒です。使い方は伸ばして振るだけという非常にシンプルなものですが、長さ、重さ、材質、ブランドなどで使いやすさが大きく変わる商品ですので、自分によく合ったものを選ぶのが良いです。

スタンガン

電気ショックで痛みを与える商品です。電気ショックが当たってもかなりの痛みを伴いますが、電気の空撃ち(スパーク)で「バチバチッ!!」という音と光を発生させて、犯人を威嚇・牽制する効果もあります。よくドラマなどでスタンガンで気絶させられるシーンがありますが、日本で流通しているスタンガンは気絶することのないものですので安全に使用できます。

3.そのほかの護身方法

防刃商品や護身商品は身を守るために重宝されるものですが、犯人が目の前にいてどうしようもないときなどの最終手段です。自分を身を守るという意識があればあるほど、事前に危機を回避しやすくなります。まずは自分で自分の身を守るために何をすればいいかを考え、常日頃から護身の心構えをしましょう。

~事前にできること~

・「自分は大丈夫」だと思い込まない

⇒「自分が事件に巻き込まれることはないだろう」「危険な場面に遭遇してもなんとかなるだろう」という根拠のない自信はもっとも危険な油断です。ニュースで見るような危険な事件は誰にでも起き得ることを日ごろからしっかりと意識しましょう。

・イメージトレーニングをする

⇒いざというときはパニックになってしまい頭が働かないものです。電車で隣に座っている人が刃物を振り回して来たらどうやって逃げるか、お出かけ先で不審な人物がいたらどのルートで離れるか・・・など、いつ何があってもいいように普段から自分が難を逃れる方法を考えましょう。

・周りを見渡し、不審な人物がいないかを確認する

⇒挙動がおかしい人、落ち着きのない人など、違和感のある人がいないかをよく確認して、できるだけ早くその場から離れるようにしましょう。事前に周りに怪しい人がいないかどうかを見ておけば、それだけで身を守るために優位になります。

・イヤホンやヘッドホンをしない、スマホに気を取られない

⇒以前、電車で発生した事件でも事例がありましたが、スマホや音楽、動画に夢中になっていると襲撃に気付けないことがあります。特にイヤホンやヘッドホンをしているとより大きな物音や叫び声ですらも気付きにくくなってしまいますので、できれば電車や移動中はイヤホンやヘッドホンはしないほうが良いです。

・消火器の位置を確認しておく

⇒もし犯人が刃物ではなく火気で襲撃してきた場合は、消火器を使用する場面があるかもしれません。

消火器の場所をよく見ておき、いざというときには消火に使える準備をしておきましょう。パニックになっても使用できるように消火器の使い方も改めて確認しておくとなお良いでしょう。

~もし怪しい人がいたら~

・相手のほうを直接見ない

⇒不審だと思う人物は気になるものですが、気になっても相手を見ないようにしましょう。危険な人物であった場合はもちろんですが、そうでない場合でも他人から凝視されるのは気分が悪いもの。乗客トラブルなどの別の問題に発展しかねません。とはいえ、相手の状況を確認することは大切ですので、直接は見ず視界の端で見るなどの工夫をしましょう。

・相手を撮影しない

⇒言うまでもありませんが、無許可で他人にカメラを向けるのはマナー違反です。こちらも上の項目と同様に、相手が一般の人の場合は乗客トラブルに発展しかねませんし、危険な人物の場合は激昂して襲い掛かってくるかもれません。SNSではよく動画が載せられますが、非常に危険な行為ですので自分の身を守るためには控えましょう。

・タイミングを見てさりげなくその場から離れる

⇒自分から見て怪しい人は、周りから見ても怪しい人である可能性があります。何らかの危険な場面が訪れる前に回避するという目的はもちろんですが、相手に事件を起こしてやろうという気がなくても、自分ではなく周りにいる人とトラブルになってしまったりすることも考えられます。相手に失礼になる、と思うかもしれませんが、自分の安全には替えられませんので、タイミングを見計らってさりげなくその場を離れるようにしましょう。

~もし事件に遭遇してしまったら~

・できるかぎり速やかにその場から立ち去る

⇒もし危険な場面に遭遇してしまった場合は、一刻も早く背を向けずに逃げることが一番の護身方法です。暴れている人間を鎮静化するのは一般人には至難の業で、刃物などの凶器を持っていたらなおさら難しくなります。危険すぎますので、間違っても立ち向かって相手を倒そう、取り押さえようとは思わないでください。防刃商品や護身商品はあくまでもその場から安全に逃げるのをサポートする商品になりますので、これは着用していたり持っていても同様です。

もし逃げる際に防刃商品や護身商品が手元にあるとより速やかに安全にその場を離れることができるでしょう。

係員、駅員に知らせる

⇒自分の安全が確保できたら近くの係員や駅員に知らせましょう。特に電車は動いているときは逃げ場がありません。一刻も早く止める必要がありますので、電車に搭載されている非常停止用ボタン(SOSボタン)がを押して逃げる、その場を離れるという方法もあります。

4.まとめ

日本は世界中で見れば犯罪の少ない安全な国ですが、とある一説によると殺人に遭う確率は宝くじに当たる確率より高いと言われています。犯罪に出くわしてしまった誰もが「まさか自分には起きるまい」と思っていた・・・いや、あまりに日常が平和で思ってすらいなかったかもしれません。それほどに治安が良い国とされてきましたが、近年はニュースでよく取り上げられるほど無差別犯罪が起きてしまうというのも事実です。

いざ自分がその場面に遭遇してしまったら・・・あなたはとっさに自分の命、守りたい命を守れますか?他人事ではなく、もし自分の身に起こってしまったときのことを想像し、命を守る方法をぜひご一考ください。