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室内ストーカーを撃退する方法

室内ストーカーを撃退する方法

誰かに見られている気がする、家で話した会話をなぜか他人が知っている、部屋を移動すると壁を叩かれる、スマホのデータが消えている・・・あなたの周りで偶然とは思えない出来事が起きていませんか?今巷では「室内ストーカー」という言葉が話題になっています。24時間部屋を監視してつきまとう室内ストーカーは実害がないまま精神を追い詰めてきます。

今回はそんな悪質な室内ストーカーから身を守るため対策をご紹介します。

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こんな経験ありませんか?
それ、室内ストーカー(室間添随症)かも?
放っておくと・・・
室内ストーカー対策
撃退するなら正当な方法で

こんな経験ありませんか?

調べてここにたどり着いた、ということは周りで偶然とは言えない経験をしたことがあるのではないでしょうか。
実際に当店には下記のような経験をした方のご相談を多数お受けしてきました。こうしたつきまといや嫌がらせ行為を行う人を「室内ストーカー」と呼びます。

・自分が家を出ると隣人が同じタイミングで出てくる
・トイレや風呂場、別室に行くと上下階の住人がついてくる
・家に帰ると壁、天井、床越しにドン!バン!と音を鳴らされる
・部屋で家事や会話など、何かすると笑い声や罵声が聞こえる
・自分がスマホやパソコンを使うとネットが切れる
・自分のスマホやパソコンのデータが勝手に消えている
など・・・

それ、室内ストーカー(室間添随症)かも?

上記のようなことが起こっている場合は、室内ストーカー被害に遭っている可能性を考えましょう。また、室内ストーカーは別名を「室間添随症」と言い、この病にかかった人は隣や上下階、向かいなどの住民の行動を監視し、つきまといや嫌がらせ行為をするようになります。室内ストーカーはありとあらゆるつきまとい、嫌がらせ、盗聴盗撮を繰り返します。それも一時的なものではなく、24時間365日を何年、何十年も続けるなどのケースが多いようです。
また、室間添随症でなくても個人的な恨みやおもしろ半分で室内ストーカーをする人もいます。

放っておくと・・・

こういった話でつきものなのが、「気にしなければいい」「放っておけばそのうち収まる」というものですが、実際はそう上手くはいきません。室内ストーカーを放置しておくとどうなるのか詳しく解説します。

自分の精神や体力に限界が来る

気にしなければいいと言われても簡単にできることではありません。眠れないほど大きな音を出されたり、四六時中誰かに見られている気がしていると、どんどんストレスになり、次第に追い詰められていきます。
その結果精神を病んでしまい、日常生活に支障をきたしたり、最悪の場合は命に関わる可能性さえあります。また、眠れない日々が続けば過労で倒れるなど、精神だけでなく健康上の問題にも繋がります。
こういったことから、室内ストーカーは自分や家族のために放っておいてはいけない問題です。

嫌がらせは止まらない

放っておけばそのうち収まる、と言う方がいますが、本当にそうでしょうか?
当店が数多くのお客様からご相談をお受けしているうち、放っておいて嫌がらせが収まったケースは1回もありません。
室間添随症だから、強い恨みがあるから、嫌がる顔を見て楽しみたいなど、加害者には様々な動機がありますが、室内ストーカーによるつきいまといや嫌がらせや盗聴、盗撮はどれも簡単にできることではなく、どんな手段にしろある程度準備をしなければいけません。準備したものをただ放っておいただけで辞める、ということは考えにくいです。

さらなる犯罪被害に遭う可能性がある

嫌がらせを放っておくと反応を面白がったり、逆に気にされてないことに怒って嫌がらせがさらにエスカレートする可能性があります。例えばSNSや動画サイトへの個人情報の漏洩や、家を襲撃されたり、空き巣に遭うなど、精神的な被害だけでなく金銭的、身体的な被害にも発展しかねません。実害は出ていないから・・・と思っていると思わぬ被害になりかねないため、放ってしまうのは得策ではありません。

室内ストーカー対策
盗聴発見器、盗撮発見器を使う

誰かに行動を監視されている、見られている、話を聞かれている疑いがある場合は、盗聴や盗撮をされている可能性があります。天井や床から響いてくる足音程度では監視が不可能ですので、他人の行動を事細かに監視するためには、声を聞くもの、行動を見るもの、つまり盗聴器や盗撮カメラが使われます。
室内ストーカーの被害に遭っていると感じた場合は、まずは盗聴発見器、盗撮発見器で疑わしいものを探しましょう。

盗聴妨害機を使う

盗聴発見器で盗聴器を上手く見つけることができなかった場合は、盗聴妨害機で盗聴を防ぎましょう。
盗聴妨害機は、機械からノイズを発生される事により、会話を聞こえなく、または聞き取り辛くする機械です。コンクリートマイクなどの電波を使わない盗聴器にも対応できるため、幅広い盗聴被害に対応したい場合にもおすすめです。

怪しい場所には目張りを

盗撮被害に遭っている、行動を監視されている疑いがある場合は、カメラがあると思われる場所、仕掛けられそうな隙間や穴はテープや壁紙、ポスターなどを貼りましょう。カメラは必ずレンズが撮りたいものに向いていないと撮影できません。ですので、テープなどでレンズの視線を遮れば、撮影されたり、監視されることはなくなります。
目張りを貼っても誰かに見られていると感じる場合は、盗聴や覗きなどの別の可能性も疑いましょう。

電子機器を買い替える

スマホやパソコン、Wi-Fiルーターなどの電子機器の遠隔操作、ハッキング被害の疑いがある場合は、思い切ってハッキングされていると思う機器を買い替えてみましょう。電磁波、電波によるハッキングなどの攻撃は対策が難しく、現状個人で電波そのものを防ぐ方法はほとんどありません。今使っている電子機器を買い替えたり、通信会社を変えれば、犯人は今持っている情報ではハッキングできなくなるため、最低限の対策として買い替えはしておくと良いです。
電子機器を買い替えることができない場合は、せめて利用しているアカウントを作成し直す、パスワードを変更する、アプリを入れ直す、電子機器を初期化するなどしましょう。

警察、弁護士、管理会社に相談する

日常生活に支障をきたすほど被害に遭っている場合は、警察や弁護士、賃貸の場合は管理会社に相談しましょう。
ただし、いずれにしても証拠なしでは動いてもらえないケースがほとんどです。できればあらかじめ防犯カメラや隠しカメラなどで証拠を掴んでから相談するようにしましょう。
また、室内ストーカーの相談を専門とする探偵会社もありますので、警察などが動いてくれない場合はそちらに相談するのもおすすめです。

  • ▼屋外撮影ができるカメラ

    STR-MiNi300

  • ▼室内に置いても気付かれないカメラ

    C-501

引っ越しを検討する

上記の対策を講じても被害が収まらない場合は、引っ越しを検討しましょう。持ち家などの理由で引っ越ししたくないと思う方が多いですが、自分の心や体が壊れてしまう前に引っ越して、犯人から離れるのが一番の対処法です。もし引っ越しが決まったら、犯人に情報が渡らないように近隣住民には話さないようにしましょう。
また、家で話した内容やスマホで調べた情報が筒抜けになっている場合は、家で引っ越しの話題をしない、自分のスマホやパソコンではなく、ネットカフェなどで物件を調べるなど、徹底して情報が漏れないようにしてください。

撃退するなら正当な方法で

耐えがたい室内ストーカー被害に対して、なんとかやり返したいと思う方も少なくありません。しかしやり返しはかえって自分が加害者になる可能性があるため、相手の思うツボかもしれません。
自分も同じように犯人の家を盗聴、盗撮したりハッキングするのではなく、盗聴発見器、盗撮発見器でまずは自分の家を調べる、証拠を掴みたいならまずは自分の家の周りや部屋にカメラを仕掛ける、ハッキングならまずは利用しているインターネットプロバイダの会社に確認を取るなどの正当な方法で相手を撃退しましょう。