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・小型カメラにおける暗視とは?
・小型カメラの暗視の重要性
・おすすめの小型カメラ
・小型カメラじゃないけど、暗視の究極系

小型カメラで証拠を撮るとき、案件によっては夜に撮りたいときも、暗いところで撮りたいときもあります。
そこでほしい機能が暗視で。暗視とは読んで字のごとく、暗いところを撮影できる機能です。
最近ではスマートフォンでもカメラに暗視機能が搭載されたりと一般的に認知されるようになってきた言葉ですが、それでは改めて一体小型カメラにおける暗視は何なのか?を知っていきましょう。

小型カメラにおける暗視とは?

小型カメラでの暗視は大きく下記のふたつに分類されます。

1.暗視補正機能

映像内の光を取り込み、電子的に感度を上げることである程度の暗所(街灯がある夜の街や、薄暗い屋内)を明るい映像を撮影できる機能。

メリット
・カラーのまま撮影ができる
・バッテリー消費は通用撮影時と変わらない

デメリット
・明かりのない真っ暗闇ではまったく効果がない
・映像が劇的にキレイになったり、補正されるわけではない

暗視補正なし

暗視補正あり

2.赤外線機能

明かりのない真っ暗闇に赤外線ライトを照射することで、映像を撮影できるようにする機能。
可視赤外線(目に見える)、不可視赤外線(見えない)のふたつの種類がある。

メリット
・肉眼でも見ることが出来ない真っ暗闇でも撮影が可能
・小型カメラの種類が比較的豊富
・不可視赤外線の場合、目に見えないので違和感がない

デメリット
・モノクロの映像になってしまう
・バッテリー消費が非常に早くなる
・可視赤外線の場合、目に見えてしまうので気づかれやすい

赤外線なし

赤外線あり

・・・以上のことから、ずばり、光源のある薄暗い程度の場所であれば暗視補正機能付きの小型カメラを、真っ暗でほとんどもしくはまったく明かりのない場所であれば赤外線機能付きの小型カメラを選ぶ必要があります。
ただし、これは環境や撮影する状況にもよりますので選ぶカメラをしっかりご検討ください。

小型カメラの暗視の重要性

小型カメラもスマートフォンのカメラも、どのカメラもレンズで光を吸収して写真や映像を撮影します。
そのレンズが大きければ光の吸収もしやすく、反対に小さければ吸収しにくくなりますが、一般的な小型カメラのレンズの大きさは約2〜3mmです。
これはデジカメやスマートフォンのカメラに比べるとかなり小さいです。
そういったことから小型カメラは光の吸収がしにくいため、昼間や白色電灯がついた屋内のように十分な明かりが確保されている環境でないと上手く撮影することができず、薄暗く映ってしまったり、最悪の場合は暗すぎて何を撮ったかわからない、ということも起きかねません。
そこで重要になってくるのが、上記に挙げた暗視補正機能や赤外線機能です。
ほとんどの小型カメラにとって最大の弱点である暗所を、このふたつの機能によって撮影できるようにし、小型カメラが撮影できる環境を大幅に広げています。
小型カメラが暗所を撮るために暗視機能を使うことは避けては通れないほど重要です。

おすすめの小型カメラ
1.暗視補正機能

▼充電器型カメラ A-640B ナイトブラック
暗視補正機能付きの商品のなかでもロングセラーです。MOV形式で映像を保存するため、比較的キレイな映像を撮影できます。
暗視補正機能とあわせて、薄暗い場所でもより鮮明に撮影しやすいカメラです。

暗視度    ★★★★☆
擬態しやすさ ★★★★☆
性能と値段  ★★★★☆

▼基板ユニット型カメラ ABC-108nct
小型カメラの基板のみ、つまり外装がない状態のカメラです。
何らかの形にカモフラージュしていないぶん擬態のしやすさはピカイチで、加えて長時間撮影も可能ですので屋内であれば場所を選ばない商品です。

暗視度    ★★★☆☆
擬態しやすさ ★★★★★
性能と値段  ★★★★☆

2.赤外線機能

▼ポータブル型カメラ MAJESTR マジェスター ※不可視
赤外線ライトが8個搭載された、暗視特化の小型カメラです。
通常の小型カメラの赤外線照射距離はおよそ1~2mであることもザラですが、マジェスターは約10mと破格の距離を誇り、暗闇のなかでも遠距離を撮影できます。

暗視度    ★★★★★
擬態しやすさ ★★★☆☆
性能と値段  ★★★★☆

▼モバイルバッテリー型アキバカムABC-0.01 ※不可視
赤外線機能付きの小型カメラは赤外線ライトが搭載される関係でどうしても目立つ形もありますが、ABC-0.01は厚さわずか10mmと非常に薄くなっています。
暗闇撮影を可能にしつつ、書類の隙間や手帳に挟んでも違和感なく撮影できるまれな商品です。

暗視度    ★★★☆☆
擬態しやすさ ★★★★☆
性能と値段  ★★★★☆

小型カメラじゃないけど、暗視の究極系

小型カメラではありませんが、究極の暗視を追い求めるナイトビジョン(=暗視スコープ)という商品があります。
なかでもSiOnyx(サイオニクス) 社製のナイトビジョンは特別。 一般的なナイトビジョンはモノクロで映像を見るものですが、SiOnyx Auroraはなんと世界初のカラーデジタルで暗所を撮影するナイトビジョンなのです。
暗視だけに特化したSiOnyx Auroraは小型カメラに搭載されている暗視機能の比ではない超ハイクオリティです。
小型カメラにこだわらず、暗視をより極めた商品をお探しの方はぜひこちらもご検討あれ。

▼SiOnyx 防水型超高感度デイナイトビジョンカメラ Aurora PRO CDV-100C

暗視度    ★★★★★★★★
擬態しやすさ ☆☆☆☆☆
性能と値段  ★★★★★

▼SiOnyx(サイオニクス)特設ページ

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